tokikolaboのブログ

思いのままに学んだことや感じたことを綴っていきます

【竜ちゃんのチャレンジ】



幼稚園3年間を送迎バスで通い、
小学校の部団は拒否で



入学してから約2年間ずーーっと
ママが自転車、車、歩きで
毎日学校へ送って行っていた💨



荷物が重くてイヤ、
暑いのがイヤ、
寒いのもイヤ、
歩くのしんどい···(´・д・`)



10年前の私なら
「わがまま言うな!」と
無理にでも部団で行かせたかもしれない。



子供の「こうしたい」を受け入れるのは
時に親にとっては不都合だから
否が応でも我慢させたり、
がんばらせたり。



幸い(?)竜ちゃんには
“自閉症スペクトラム”という
区別があるから



大抵のことにはOKを出してきた。



給食イヤだ。もOK。
宿題したくない。もOK。
お家ではゴロゴロしてたい。もOK。
学校へはママと行きたい。もOK。



世間的にとか、先生の立場からすると
ただの甘やかしに見えるかもしれない。



でも、強制しないことで
どうなっていくのかを
試験的にやってるところもある。



すると、不思議なことが度々起こる。



やらなくていいよ、と言っていた宿題を
自らするようになったり



給食で、食べられるメニューが増えたり、
そして最近イチバン驚いてるのが



突然、部団で歩いて行くように😍



これも、1日〜2日で
「しんどい〜」
って言い出すかな?と思いきや、



先週の水曜日から
8日間ずっと、寒くても雨降ってても
「ママと車で〜」と言わずに
がんばってる💨💨






普通に部団で学校へ行く子からしたら
当たり前のことかもしれないけれど



竜ちゃんは心の年齢が幼いので
今、ようやく自立が芽生えたのかも✨



捉え方は色々だけど、
竜ちゃんを育てることで



学ばせてもらえるのは #待つ育児。



他人と比べず、ゆっくり成長する姿を
じっくり待って見守れるかどうか。



言葉が流暢に話せるようになるのは
3年待ったし、



トイレでうんちが出来るようになるのは
5年待った。



これくらいのことは
このぐらいの年齢で出来て当たり前、
というのは
社会が与える思い込みでしかない。



ひとりひとり、成長のスピードは違うのだ。



世間一般的に、というのを基準に見るのも
自分を基準にするのも
子供にとってはキツい。



同じ年齢は同じ学年で
同じ速さで学習させて
出来る・出来ないを成績付けて見ることに
疑問を感じる。



子供たちが、
生きづらさを感じてると思う。



かと言って義務教育のあり方を
根底から変える力もないので



私に出来るのは、
子供の要求に寄り添いながら育てること。



どんなにゆっくりでも遅れていても
受け入れていくと
自ずと「出来た✨」が身についていく😊



成績が良くなくてもいい。
優しくて、豊かな心を育てることで
現在も未来も明るい💖